プレミアムオフィスシリーズの
デザインスタイルとコンセプト
PREMIUM OFFICEシリーズは、特定のインテリアデザインスタイルをベースのコンセプトとはしていますが、デザインスタイルのショールームを作っているわけではありませんので、世間一般に言われているスタイル名の厳密な定義にこだわって、それに沿ってデザインを固定化させてはいません。
各スタイルは、あくまでもベースにさせていただいているだけで、むしろ、シェアオフィスとして必要なのは「クリエイティブ・オフィス」としての要素だと考えています。
単にスタイルに厳密な見た目のおしゃれさ、という方向ではなく、クリエイティブオフィスとして必要な要素があれば、デザインスタイルに沿っていなくても取り入れる試みを続けていますので、各拠点の写真をみていくと、「あれ、これってスタイルの定義と違うじゃないか」という部分も少なからずありますので、その点予めご了承ください。
RETRO-MODERN STYLE FOR CREATIVE OFFICE
レトロなのに”モダン”=温故知新
現在・過去・未来を感じる空間
【モダンとは?】
私たちの言う「モダン」とは、近代建築における「モダニズム」から転じた「装飾排除」主義的な「シンプルさ」という意味の「モダン」ではなく、「時代のニーズ」にマッチさせた、あるいは先取りしたスタイル、という意味で使わせて頂きます。
そして、令和の時代の「モダンなおしゃれさ」とは、「多様なニーズ」に合わせた「多様なデザイン」であり、ベースをいかしながらもオリジナリティを出した「温故知新」なデザインスタイル、という意味での「レトロモダン」です。
そういう意味では、どの拠点も「モダン」とつけるべきですが、ベースデザインへの忠実度合とオリジナリティの程度によって、「モダン」をつけるもの、つけないものがあります。
しかし、これも、今後のリニューアル等で、変わっていく場合があります。
【おしゃれを超える?】
「おしゃれを超える」、というのは、流行のスタイル等の見かけを真似しただけのおしゃれさではない、自分なりの多様な「おしゃれ」さを追求しようという意味の独自の言葉です。
「おしゃれ」の本来の意味は、それも含めて意味するところであり、「おしゃれを超える」というのは、本当は間違った使い方かもですが…「気持ちの表現」としての掛け声です。
【デザインスタイルはベースに過ぎない】
PREMIUM OFFICE シリーズのインテリアデザインには、ベースとなるデザインスタイルがありつつも、そこに、クリエイティブ・オフィスとしての効果をアップさせる独自の工夫を加えた空間創りを試行しています。
ベースデザインは、既に「おしゃれなデザイン」として評価されて流行したから「スタイル」と呼ばれるようになった一つの型なので、これを忠実に守れば、見た目は「おしゃれ」にできるのは当然です。
しかし、ベースのスタイルを真似るだけでは本当の「おしゃれの精神」を追求できていない、という気持ちで「おしゃれを超えたシェアオフィス」創りを目指すと表現させて頂いています。
ブルックリンモダンスタイルのPREMIUM OFFICE 浜松町
THE IMPORTANCE OF DESIGN STYLES IN INTERIOR COORDINATION
インテリアコーディネートにおけるデザインスタイルの意義
インテリアコーディネートにおけるコンセプトスタイルは、特定のテーマやアイデアに基づいてデザインされた統一感のあるスタイルです。
コンセプトスタイルの意義や役割は下記のような点にあります。コンセプトスタイルはインテリアコーディネートにおいてデザインの指針として機能し、統一感や個性を生み出すことで、空間全体を魅力的で機能的なものに仕上げる役割を果たします。
- 統一感と調和の確保
コンセプトスタイルは、特定のテーマやアイデアに基づいてデザインされるため、部屋全体や建物全体が統一感を持ち、調和して見えます。これにより、異なる要素がバラバラにならず、統一された印象を与えます。 - 個性やアイデンティティの表現
コンセプトスタイルは、個々の好みやアイデンティティを反映し、個性を表現する手段としても機能します。 - 機能性と効率性の向上
コンセプトスタイルは、デザインの基準を提供するため、機能性や効率性の向上にも寄与します。特定の目的や使用法に基づいたコンセプトは、スペースの効果的な利用や必要な機能の達成に役立ちます。 - コミュニケーションの促進
コンセプトスタイルは、デザインに共通の言語を持たせることができます。これにより、そこにいる人々の間でコミュニケーションが促進され、共感が生まれることがあります。 - 心地よさや快適さの提供
特定のコンセプトに基づいたデザインは、そのテーマに合った雰囲気やムードを作り出します。これによりその空間の快適さが向上し、心地よい環境となります。 - デザインプロセスの効率化
コンセプトスタイルは、デザインプロセスを効率的に進めるためのガイドとして機能します。特定のテーマやコンセプトがあれば、それに基づいて素材やカラーパレット、インテリア家具などを選定することが容易になります。